腰椎分離症の年齢

腰椎分離症の年齢

腰椎分離症および腰椎すべり症の症状は、年齢によって大きく異なります。
まず20歳歳以下だと、運動中の腰痛が腰椎分離症の主な症状になります。例えば、骨折してすぐの時などはいくら安静時でも腰痛がある時もあります。一方、骨折直後で骨折周囲に出血をして神経根を刺激することで、下肢痛になることもあります。ただこの場合、ヘルニアとの鑑別が必要になります。
そして、20歳から60歳では、腰椎分離症や腰椎すべり症が腰痛や下肢痛の原因になることは極めて少ないといわれています。ただあまりに強いすべり症などが合併した場合のみ、腰痛の原因となることはあります。また、この年齢層で腰痛や下肢痛がある場合、レントゲンによる検査を行って腰椎分離症が見つかったとしても、他の疾患である可能性も考える必要があることを念頭におかなければならないでしょう。
さらに、60歳以上になると、腰椎分離症が下肢痛と臀部痛の原因となることがあります。分離症の部分に骨棘が生じて神経根を刺激するためです。一方、若年層によく見られる腰痛であることは比較的少ないといわれています。
年齢によって大きく違う腰椎分離症の症状。ただ腰痛なだけでは特定できません。やはりきちんと専門医の診断をあおぎましょう。