腰椎分離症における分離部の骨癒合

腰椎分離症における分離部の骨癒合

もしも、腰椎分離症がまだ初期分離だと、基本的に「骨癒合」を目指します。
特に、腰椎分離症における進行期の癒合率は低いため、それぞれの症例に応じて治療方針を決めます。進行期の場合、症例の脊椎骨年齢を参考にするケースが一般的です。
特に、小学生に多いC stageではA stageになるまでなんと80%が腰椎すべり症に移行するといわれています。ので、すべり好発骨年齢にあたるC stageでは、すべり予防に分離癒合が必須であり、骨癒合を目指した治療が行われます。
一方、A stage以降だと、患者が中学生から高校生であることが多いので、スポーツを長期で中止することは困難であり、末期に準じて加療することもあります。その際の治療は、コルセット装着とスポーツ完全休止です。そして、3~6ヶ月後のCT検査の後、スポーツの復帰が許可すされます。
特に、コルセットを使用して主に腰椎進展運動を制限するのをメインに行う保存療法が一般的。ただ最近では、使用するコルセットが伸展運動および回旋運動も制限できるようなコルセットも広がっているようです。それには、骨癒合にどのくらい効果的なのかは専門家の間で意見が分かれている模様。
ともあれ、若年者の腰椎分離症では骨癒合による保存療法がごく一般的です。