腰椎の”分離症”について

腰椎の”分離症”について

腰痛に悩む人々は幅広いです。その中で、成長期の腰痛に多いのが「筋膜性腰痛症」。スポーツだけが原因ではなく腰痛における原因の中で最も多いです。つまり疲れが原因で、準備運動や整理運動が不足したり、激しい運動をしすぎたりといった原因も。ほぼ数日、運動を減らせば治ってきます。

一方、腰椎椎間板ヘルニアは、症状がはっきり出ます。運動すればするほど症状が悪化するので、おとなしく安静する人がほとんどです。

ただ問題は、腰椎分離症です。腰椎分離症の原因として、分離症は生まれつきの骨の弱さで起こると考えられていました。しかし、スポーツ医学が進歩した現在、「疲労骨折」だと考えられていますが、明確な原因はいまだ不明なままです。小学校低学年から中学校の前半に多いようですが、中学や高校であまりに腰痛が続くから病院に行って分かったケースがほとんどです。

分離症が疲労骨折だと定義される以前、3ヵ月間コルセットを着用して運動禁止でした。現在、レントゲン上で骨ゆ合が期待できる場合、コルセット着用して運動は禁止とされていますが、実際のところ、来院する時にはほとんど骨ゆ合が期待できない状態になってしまっています。

しかし、分離症の患者が本当に運動してはいけないか否かは、整形外科の医師たちの間でも意見が分かれているようです。