腰椎分離症、腰椎すべり症の治療・・保存療法

腰椎分離症、腰椎すべり症の治療・・保存療法

腰椎分離症、腰椎すべり症の治療は、通常は1ヶ月くらい腰部を安静にしながら、手術をしないで治療する「保存治療」を行います。
ほとんどの場合は保存療法でよくなります。

保存治療には、薬物療法、理学療法、神経ブロック治療、装具療法があります。
保存治療の基本は安静で、痛みの強い急性期にはコルセットで腰椎を固定し安静を保ちます。

薬物療法では、痛みに対して消炎鎮痛薬や筋弛緩薬を用い、神経の修復を助けるために神経賦活薬や末梢循環改善薬などを用います。

理学療法では、マッサージ、低周波治療、牽引などを行います。
温熱療法なども用いて患部を温め、末梢の血液循環をよくし痛みを改善します。

痛みが強いときは、神経に局所麻酔薬を注射するブロック治療をします。

また正しい姿勢の指導を行い、腰背筋・腹筋・股関節周囲筋を増強し、耐久力をつける訓練をして、筋肉でコルセットの役目をはたせるようにします。
だいたい3~4ヵ月で治ることがほとんどです。
分離症は早期に発見し治療を開始すると、早く治癒するケースが多いです。

これらの治療でも症状が改善しない場合は手術療法が行われます。