腰椎変性すべり症の手術「神経除圧+自家骨移植による後側方固定(PLF)」

腰椎変性すべり症の手術「神経除圧+自家骨移植による後側方固定(PLF)」

椎間板症、分離すべり症、変性すべり症、椎弓切除後のすべり症などで異常な動きが起こると痛みを生じることがあります。
このような場合には固定をしたり、動きを制限することで痛みを軽減することができます。

腰椎の固定は痛みの生じる部分の動きを止め、関節部から起こる痛みを軽減するように計画します。
 除圧術に伴って弱体化した構造を補強するために固定を併用することもあります。

・神経除圧と自家骨移植による後側方固定(PLF)・・・脊椎の固定にはいろいろな方法がありますが、最も 多く行われる方法は後側方固定です。

腰椎の後方からスクリューを入れて固定した後、腸骨から採取した自家骨を腰椎の側方において骨移植します。
骨は自分の骨同士次第にくっつくため、固定が更に強固なものになります。

完全な固定というよりは動きの制限を目的としています。すべり症の「場所」の動きを制限して、疼痛軽減効果を期待するものです。

しかし、骨を採取した部位の痛みが術後の問題になることがあります。
また、手術後約1週間はベット上での安静が必要となり、移植した骨が癒合するには最低1ヶ月から3ヶ月間という時間がかかります。
その間は強固の固定は出来ていないので、社会復帰に時間がかかります。