腰椎すべり症の種類

腰椎すべり症の種類

腰椎すべり症の種類については、主に3種類あります。

1、腰椎変性すべり症
椎間関節や椎間板が変性して上の椎骨が前にすべる疾患です。
長時間の立ち仕事を続けなければならない人などが発症しやすいといわれています。腰に痛みがあり、併せてお尻や太ももなどにしびれや痛みを生じることが特徴です。

2、腰椎分離すべり症
椎骨の一部(椎弓)が分離していて椎間板などが弱くなり、上の椎体が前にすべり出してしまいます。
低い位置にあるものを持ち上げたりして、中腰の前傾姿勢になった時に、腰に突っ張るような感覚や不安定さが起こります。

3、椎間関節性腰痛症
腰痛の原因が椎間関節にある腰痛の総称です。
典型的な症状は朝のうちは激しい腰痛に悩まされているのに、お昼から午後と時間が経過するに従って、症状が改善されていきます。
急性の椎間関節性腰痛症は30歳代が最も多く、慢性の椎間関節性腰痛症は中高年に多いといわれています。
腰痛や臀部痛があります。下肢の痛みや痺れを伴うことがあります。

腰椎すべり症の治療方法としては、軽度である場合はコルセットの着用や湿布を貼るなどして痛みの軽減に努めます。

普段の生活において動作を改善する生活改善指導なども行われ、普段の生活での椅子の座り方、座った状態からの立ち上がり方、歩き方などにおいて腰に負担のかかる動作を改善するように指導されます。

痛みが改善されない場合には、麻酔薬の注射によって痛みを緩和する神経ブロックが行われます。
しかし、根本的な治療ではなく痛みを緩和することが目的となります。