腰椎辷り症の手術後

腰椎辷り症の手術後

腰椎辷り症で脊椎固定術の手術後は、過ごし方やスケジュールはどのようになっているのでしょうか。

症状により個人差がありますが、通常であれば、まずは手術後2~3日目から歩行の練習を始めます。

・コルセットを装着して立つ練習を行います。
・次に歩行器で歩く練習を始めます。

退院までの間、患者個人に合った理学療法を行いながら、徐々に歩く距離を伸ばしていきます。

安静にしているだけでは筋力や体力の低下を招いてしまいますので、手術の内容によっては、手術後は早期にベッドから起きて座ることや歩行訓練を始めます

またコルセットによる体幹筋力の低下を予防するために、手術後1週目より腰痛体操を始めます。
勿論、各病院や患者の状態によって、腰痛体操といったリハビリの種類や始める時期は変わってきます。
 
金属などを使って固定手術を行っている場合、体内にある金属などは取り出す必要はあるのでしょうか。

手術後約6か月~1年程度経過すると、脊柱と補強した骨が癒合して一体化してきます。
これは「骨がついた状態」で、この状態になったら金具を取り外しますが、その際は再度入院が必要になります。

しかし、最近では手術に使用する金具の進歩によって、体との親和性がとても高い金具を使うようになっており、取り出さないでそのままにしておくことも多くなっています。
どうするかは医師が状態をみて、判断します。

手術後2週間くらい経過した時点で、手術の際に開口部を縫っていた糸を抜糸をします。

退院後も、脊柱が安定するまではコルセットの着用が必要で、寝るとき以外は常に着用するようになります。
コルセットを装着していると、筋肉が衰えてきますので、家でも歩行練習をし、散歩などでリハビリをするようにします。
「杖」や「歩行器」が必要になる場合もあります。