腰椎分離症の原因に圧迫骨折

腰椎分離症の原因に圧迫骨折

腰痛の中には、外傷によるものもあります。その1つに「圧迫骨折」があり、腰椎分離症の人にも多く見られます。

腰椎圧迫骨折は外傷により起こり、軽微な外傷でも腰椎圧迫骨折を起こすことがあります。特に骨粗しょう症で骨が弱くなっている人に起こりやすい骨折といえます。
70歳を超えた方で、しかも骨粗しょう症になっていると、転んだり、ただくしゃみをしただけでも骨折してしまう可能性もあります。

整形外科を受診しても初期のレントゲン画像では見逃されることもあり、骨折の診断はなく、ぎっくり腰として治療されることもあります。
後遺症として腰痛や下肢の遅発性麻痺が残ることもあり、痛みが続く場合は注意が必要で、初期治療が大変重要になります。

この圧迫骨折が骨粗しょう症によって起こる場合は、骨は固まりにくく、若い年代の骨折のようには治らないことが多くなります。
また、腰に痛みが残る、足がしびれる、動きにくいといった症状を訴える人も多くなります。

何度も圧迫骨折を繰り返したり、一度に何か所も骨折する人もいて、その結果背骨が変形して曲がったり、身長が縮んだりするようになります。

腰椎圧迫骨折の治療は他の骨折と同様,足のしびれなどの神経症状がなければ、安静による保存療法が基本となり、腰の痛みが強く残っている場合、医師によって内服薬や注射の薬物療法がおこなわれます。

脊髄神経に近い椎体の後ろ側が折れていれば陥没して骨片が神経に刺さったり、圧迫したりして、両下肢麻痺を引き起こす事になり、手術が必要になることもあります。