腰椎分離症、分離する部分は

腰椎分離症、分離する部分は

腰椎分離症は、腰の骨の分離が原因で起こる疾患であるという事はよく知られていることですが、具体的にはどこの部分の、どのような骨が分離しているのでしょうか。

腰椎分離症は、正確には腰椎から一部の組織が分離することなのですが、大半が分離するのは「椎弓」と言われる骨の一部分です。

背骨(脊椎)を構成している24個の椎骨の一部分であって身体の後ろ側部分が「椎弓」で、椎骨の身体の前側部分は「椎体」と呼ばれています。
背中の背骨を触ると浮き出ているのが「椎弓」の一部です。

椎体と椎弓の間には椎弓根があります。
椎弓の部分で骨の連続性が断たれてしまい、椎体と椎弓が離れてしまった状態を「腰椎分離症」といい、第5腰椎部分に多くみられます。

この「椎弓」の形状はリング状となっています。
そのリングの斜めの後方は細く弱い部分で、背中をそらす動作やジャンプからの着地のような動作で力がかかり、そのような動作が繰り返されるストレスで骨にひび(疲労骨折)が入ってきます。

すべての人が分離症になるわけではなく、体質的な要因もあります。
腰椎分離症は第5腰椎部分に多くみられます。

リング状になっている骨の左右2か所で同時に分離が起き場合と、どちらか片方が分離する場合があります。