腰椎分離すべり症、自宅でできるケア

腰椎分離すべり症、自宅でできるケア

腰椎分離すべり症は、急性の腰痛症のような激しい痛みがあまりありません。
背中を反らしたときに鈍痛が起こる程度なの、「年齢のせい」や「単なる腰痛」として放置してしまう事が多い疾患です。

分離だけの場合はレントゲンで映るのは薄く白い線なのですが、分離すべり症は、レントゲンではっきりと確認できます。

腰椎分離すべり症であるという事がはっきりとわかれば、治療の方針が決まり、重篤な状態でなければ、手術の必要もなく保存療法で治療が行えます。
「年齢のせい」や「単なる腰痛」とせず、早めに専門医の診察を受けることがとても重要になってきます。

【自宅でできる腰椎分離すべり症の痛みの解消法】

・アイシング(冷却療法)
急性期で炎症がある場合にはアイシングが有効です。
アイシングで炎症を抑え、痛みを和らげることができ治癒がはやくなります。
しかし、必ず医師の診断を受けて、医師の指導の下で行って下さい。

・適度な運動
イスに座っている状態はその姿勢にもよりますが、腰椎の椎間関節や椎間板にかかる負荷は立っている状態の時の約2倍にもなっています。
首を10度下に傾けるとさらに2倍の負荷が腰にかかるそうです。

したがって、デスクワークや車の運転などで長時間座っている人は、長時間にわたって腰に大きな負荷がかかり続けていることになります。

できるだけこまめに休憩をとって、立ち上がったり歩いたりしましょう。
ラジオ体操はとても効果的です。ぜひ取り入れてみて下さい。

・入浴
お風呂は38度~40度程度のぬるめのお湯で、ゆっくりと入りましょう。
ぬるめのお湯は副交感神経を刺激し、血行を良くします。
逆に熱いお風呂(42度以上)は交感神経を刺激し、血行不良を起こしてしまいます。
症状を悪化させてしまったり、その他の危険性もありますので控えて下さい。

・注意点
痛みがある時の激しいスポーツは中止して下さい。
カイロプラクティックや整体によるボキボキ矯正は禁物です。
靴はとても重要なポイントとなります。ヒールのある靴、底の硬い靴は腰に過剰な負担をかけます。スニーカーのような歩きやすい靴を使用しましょう。

血行不良により治癒が遅れる可能性がありますので、消炎鎮痛剤は医師が処方するもの以外は使用しないようにしましょう。

また、人は血液を循環させるために筋肉の働きを必要としています。
筋肉の異常は血行不良の原因になりますので、日頃からストレッチや筋トレなどで筋肉を鍛えておくことが、腰痛の防止にとても重要なのです。

何にもまして重要なのが「早期発見、早期治療」です。