腰椎分離症の治療とリハビリ

腰椎分離症の治療とリハビリ

腰椎分離症の治療としては安静にすることが原則で、その上で保存的療法を行います。
腰に負担のかかるスポーツを制限し、湿布や鎮痛剤の投与やコルセットによる固定などで腰への負荷を軽減させます。

安静にしていると筋力が低下することは否めません。
筋力が低下すると、腰椎を支えるための力が弱くなり、ますます治癒は難しくなります。

腰椎分離症のリハビリは、安静にすることによって起こる、筋力低下の問題を解決します。
多くの医師は、筋力をつけることが、腰椎分離症の痛みを軽減するために必要であるという見解を持っています。

腰椎の筋力をつけるための効果的なトレーニングはストレッチで、背骨を正しく支えるための力がつきますので、腰椎に負担をかけることを避けるために、ストレッチは重要な位置を占めます。

うつ伏せになったままの状態を10分程度保つというような、簡単なストレッチトレーニングことから始めることができます。
しかし、痛みがひどいという状態では、このストレッチトレーニングは行ってはいけません。
患部の状態をチェックしながら、継続的に筋肉を鍛えていくことが最も大切で、整形外科の医師や、理学療法士との連携も必要になってきます。

リハビリテーションでは、他にも温めることで血液の循環が良くなり、痛みが改善されるので、温熱療法を行います。
また、バランスボール等を使って、腰、太もも、尻の筋肉を鍛える運動もあります。これらも理学療法士が作成したメニューに基づいて行われます。

リハビリは保存療法としても用いられますが、手術後の回復のためにも重要なものです。
術後すぐの状態では歩行訓練などが主になりますが、理学療法士の指示に従ってだんだんと色々なメニューを取り入れていきます。

リハビリのメニュー内容は腰椎分離症の予防策としても十分な価値がありますので、スポーツをする方は勿論、立ち仕事をされる方や、デスクワークをされる方などなども日常的に使用することをお勧めします。

リハビリは一週間程度継続したからといって効果がすぐに出るというものではなく、気長に継続して行う事が必要です