腰椎すべり症の対処法「安静」

腰椎すべり症の対処法「安静」

腰椎すべり症による「痛み」「痺れ」に最も効果的な治療法は「安静」です。
痛みや痺れの原因は姿勢にあるのです。姿勢が悪いからこそ痛みや痺れが起こるのですから、まずは最も楽な姿勢で身体を休め、筋肉を休めるようにしましょう。

腰椎すべり症で対処すべき項目は「疲れた筋肉を休める」と「滑った骨格を整える」の2点であり、初めに対処すべきは「疲れた筋肉を休める」なのです。

筋肉は継続してかかる小さな負荷に耐えなければならず、そのためにはエネルギーが必要となります。
腰痛症の原因は、その負荷に耐えるエネルギーが不足している事が考えられます。

筋肉がその活動に必要なエネルギーは「酸素」と「栄養素」です。
そして、それを筋肉まで運んでくれるのが「血液」です。

腰椎すべり症でエネルギー不足に陥っていた筋肉は緊張しコリ固まってしまい、筋肉を走る血管を圧迫していました。

筋肉のエネルギー源は血液です。筋肉を安静にする事で血流が改善されます。
「栄養」や「酸素」を沢山含んだ新鮮な血液が筋肉に届けられると、衰えた筋機能や椎間板の柔軟性をゆっくりとながらも取り戻すことができます。

「血液が筋肉まで十分に届かない 」→「 血液が届かない筋肉は更に疲労する」→「疲労して緊張すると更に、血管を圧迫する」→「 更に血液が筋肉まで十分に届かない」という悪循環に陥っていた筋肉は、安静を保つことでこの悪循環を断ち、徐々に正常に回復していきます。

また、腰椎すべり症の場合は、急性腰痛のぎっくり腰とは異なり、長年にわたっての「慢性痛」である事が多く、その為、筋肉を冷やすのではなく、コリ固まった筋肉をほぐす為に暖める作業を行うのが適切です。

安静にする事や、温めることで筋肉の「疲労回復」「新陳代謝」が促進されます。
家庭においての入浴も、筋肉疲労の回復にとても有効なものですから、ゆっくりとリラックスして入浴をしましょう。

ある程度、筋肉の機能が回復してきたら、「滑った骨格を整える」為の治療を行うようにします。