腰椎分離症をカイロプラクティックで治療する場合

腰椎分離症をカイロプラクティックで治療する場合

カイロプラクティックでの治療では、腰椎分離症や腰椎すべり症のようなすでに分離しているもの、すべってしまっているものを改善したり治癒したりすることはできません。

カイロプラクティックの施術では前にずれている骨を直接後ろに戻すことはできません。しかし、テコの原理を利用して、ひとつ下の骨を矯正することにより、間接的に前にずれている骨を矯正することができます。

その他、カイロプラクティックでは、先ずは痛みの出ている腰の部位にかかる重力負荷を取り除いていくことから始めます。

そして、痛みを引き起こしている疲労骨折の部位そのものではなくて、腰部の弯曲を整えている、まわりの部位に対して矯正を行っていきます。

また、過度に負荷がかかったことで過緊張を起こしてしまっているまわりの筋肉、たとえば臀筋群、ハムストリング、腸腰筋などを緩和したり、ストレッチなどで和らげたりしていきます。
これらのことを行うと、腰の痛みも多少軽減してくるはずです。

一方で、腰椎すべり症がひどくなってしまうと、脊柱管を圧迫して下肢のしびれなどを引き起こす場合もあります。その状態になる前にカイロプラクティック治療は有効な場合があります。

カイロプラクティックは、腰椎分離症や腰椎すべり症の即効性はありませんが、サポートにはなります。ただくれぐれも医療機関における専門医に相談したうえで行ったほうがいいでしょう。

腰椎分離すべり症はカイロプラクティックの施術で比較的改善しやすい病気だと云えますが、腰椎分離すべり症も施術する人の力量が問われる疾患です。

カイロプラクティックの施術する人の腕が悪いと返って悪化する可能性もありますので、治療院の選択は慎重にする必要があります。