腰椎すべり症の症状

腰椎すべり症の症状

腰椎すべり症の症状は、それほど激しい痛みを伴わないといわれていますが、急性期においてはぎっくり腰に極めて近い症状を呈することがあります。

例えば、ズルッと抜けた直後などは、腰の激しい痛みがあり、腰下が抜けたような感覚や、 腰が据わらないで上半身が支えられないといったような状態にもなります。

急性期は突発的な腰椎の「滑り」とそれに反発する形で起こる「戻り」の動きによって筋肉が障害を受け、激しい痛みが襲い掛かってくるという、正に「ぎっくり腰」と同じ状態になる事があるのです。

しかし、「腰椎すべり症」でこのような激しい痛みを伴う場合は、病院では「ぎっくり腰」「急性腰椎症」「椎間捻挫」といった診断名が下されて「腰椎すべり症」にはならない事が多く、その為に慢性化していく事になります。

「すべり症」と診断された方の多くは中高年の患者さんで、殆どの方が「慢性痛」に悩まされています。

慢性期の「腰椎すべり症」の症状は、なんともいえない不快感・・・何となく腰が重い、腰が重く朝起きるのが辛い、下肢が痺れるなどで、坐骨神経痛の症状もあらわれる事があります。

また、不快な症状からくるストレスの為にイライラして集中力の散漫になってしまう事もあるようです。

また、臀部から大腿部の後ろ、足先へかけての痺れがある場合は、「椎間板ヘルニア」による「坐骨神経痛」が疑われ、上半身を後屈すると痺れ,痛みが走る場合には「脊柱管狭窄症」が疑われます。

このように腰痛の診断には難しさが伴い、医師の判断もセカンドオピニオンで診断名が変わる事が多いと云えます。