腰椎分離症とリハビリについて

腰椎分離症とリハビリについて

腰椎分離症は、第4・第5腰椎部分に多く見られるもので、一種の疲労骨折による分離と考えられています。

成長期に激しいスポーツ等を繰り返し行った事が原因となるケースが多いようです。
疲労骨折とはいえ、激しい痛みを伴わないことがあり、分離が起こっている事さえ気づかない事があります。

分離した腰椎が癒合しないままだと、成長してから不安定な椎骨が前方へと動いて腰椎分離すべり症を引き起こしてしまうもあります。

腰椎分離症は前述のように成長期に起こることが多く、早期に発見して安静を維持し、コルセットなどの装具固定を実施するなどで、分離部が骨癒合することが殆どです。

ハードなスポーツをしているお子様がいる場合は、親やコーチなどがしっかり注意して、少しでも腰痛を訴えるようであれば、医師の診断を受けるようにしてあげて下さい。

大人になってからでも腰椎分離症をおこすことがあり、その場合は骨癒合の可能性は殆ど無く、再発を繰り返す方も増えてきます。

いずれにしても、分離症であると判断されたなら、スポーツや激しい仕事などは半年程度行わないように、安静にすることが重要です。

分離した腰椎が骨癒合する可能性が低い成人の方、また骨癒合後のリハビリとして、通常痛みが十分引いてから、医療機関ではストレッチ運動を採用します。

この場合も、自分勝手に行うのではなく、医師、理学療法士など専門家の指導のもと取り組むようにしなければなりません。

早くスポーツや仕事に復帰したいという気持ちで焦る方が多いのですが、痛みが残っている状態で無理にストレッチなどを行うと、余計に患部が悪化するだけです。

また分離症のリハビリでは、筋力の強化のための運動等も行われ、筋力強化を正しく行うことで、スポーツへの復帰も近づいていきます。

どの段階でスポーツを再開して良いかについては指導者によって意見が異なりますが、絶対に無理をしないということが基本です。
リハビリは焦らない心棒もリハビリの一環であると考える必要があります。