若者に多い腰椎分離症

若者に多い腰椎分離症

腰椎分離症は、10代の若者によく起こる疾患です。

骨が成熟しきっていない、小学生や中学生の頃にスポーツに熱中して腰への負担が積み重なり、腰椎の関節突起間部に疲労骨折が生じたものです。

あまり自覚症状がないことから気づかない事が多、小学校時代に発症したが、わかったのは高校になってからだったという例は沢山あります。

分離後間もない時期に発見できれば、安静とコルセットの着用で分離した部分の骨が癒合する可能性はとても高くなりますが、高校生くらいになると骨癒合は難しくなります。
早期発見が治療への鍵になることは間違いありません。

主にレントゲンやCTなどで分離症の判断はできます。
小さなお子さんがスポーツに熱中している場合には、症状はなくても定期的に診察を受け分離の有無を確認することも必要かもしれませんね。

ただし、骨癒合しないままで成長しても、症状が出ない事が多く、また、腰椎分離が腰椎すべり症に発展するのは1~2割程度のようで、心配しすぎることはないかもしれません。

しかし、分離があるのであれば、日頃から腰に負担のかかる生活は避けるようにしましょう。
腰椎に関連する筋肉を鍛える事で、すべり症に発展する事も防げますし、さらなる悪化や腰痛が慢性化することも防ぐことができます。