腰椎すべり症は腰痛の原因か?

腰椎すべり症は腰痛の原因か?

腰椎すべり症の原因としては、

・形成不全型・・・先天的に背骨の発育に問題がある。
・変性すべり症・・・椎骨や椎間板、靭帯の変性による。
・分離すべり症・・・若い頃に起こっていた腰椎分離が、癒合することなく成長して後年にすべり症となる。ただし分離症を発症した方がみんな分離すべり症になるわけではない。

などが挙げられ、腰椎分離の有無にかかわらず、長年の生活習慣のなかで腰への負荷が蓄積されて起こる腰痛と考えると良いでしょう。

また、画像検査で椎骨がすべっていると診断されても、痛みやしびれといった自覚症状が現れない方も少なくないようで、こうしたことからも椎骨に辷りがあることが腰痛の原因と決めつけるのはおかしいともいえます。

同じ腰痛の原因を抱えていても、人によっては痛みを感じる人と感じない人があります。
これは脳に痛みを伝える神経に、何かが作用して痛みを感じないようになっている可能性があります。

海外では、腰痛の原因がストレスである場合が多いと考えられており、腰椎に重大な障害が起きていない限り、大抵の腰痛は自然に良くなるという考え方がかなり浸透しています。

いずれにしても腰椎すべり症によって手術に至るケースは殆どないのですから、病院での治療を続けながら、一方で何かストレスとなっていることはないかを考えてみて、何か思い当たることがあれば、先ずはそうしたストレスの原因と考えられることを取り除いてみる努力をすることが大事だといえるでしょう。

もし、何も思い当たることが無くても、気持ちを落ち着けて音楽を聴いたり、散歩をして自然の中で新鮮な空気を吸うなどしてみると、心の奥底にあったストレスから解放されて、腰の痛みが無くなるかもわかりません。

実際、ひどい腰痛に悩まされてきた方が、ペットを飼う事で腰痛が改善され日常生活動作に困らなくなるぐらいまでに回復した方もいるという事です。
ペットがストレス解消に大きな役割を果たし、腰痛が改善されたのだと云えます。

腰痛以外のことで、慢性的に不安や悩みを抱えているとしたら、その改善にも目を向けてみる事も腰痛改善の為の重要なポイントといえるでしょう。