腹筋、背筋を鍛え腰椎分離すべり症を予防

腹筋、背筋を鍛え腰椎分離すべり症を予防

腰椎分離症はスポーツ選手が発症する事が多く通常は腰痛があるのですが、レントゲン上では分離を起こしているのにも関わらず、痛みを発症していない選手もたくさんいます。

なぜ痛みが出ないかというと、スポーツ選手は、大腿部や、腹筋、背筋が鍛えられているため、筋力が一般の人よりもよく発達しているからです。

スポーツ選手は腰椎分離症が発症していたとしても、それを補う筋力が充分にあるために、痛みが出ていなことが多いのです。
この事からも、腰椎分離症を改善するには、腰椎周りの筋力強化は欠かせないといえます。

また、腰椎分離症が原因で起こる腰椎分離すべり症は、腹圧が関係しているといわれています。
腰の骨(腰椎)は腹圧で安定を保っていて、腹圧は、腹筋(腹直筋・左右の側腹筋)・背筋群の筋力によって一定に保たれています。

つまり、腹筋や背筋群の筋力が弱くなると腹圧は下がってしまい、腰の骨を支えきれなくなり、その結果、腰椎分離すべり症となり腰痛が起こってしまうのです。
筋肉のバランスを取るためにも体幹部分の特に腹筋と背筋のトレーニングは欠かせません。

現に腰痛がある方でもできる、呼吸法を活用した腰椎周りの筋力トレーニングで腹筋を鍛えることができます。

1、仰向けに寝ます。その体制のまま、お腹に手をやりながら鼻から息を吸えるまで吸います。

2、息を吸い切ったところでゆっくりと長く細く息を吐いていきます。
目安としては3~5秒で鼻から息を吸い、10秒~15秒かけて息を吐いていきます。

この時のポイントとしては、息を吸う時も吐くときも常にお腹は力を入れて締めておくということです。

これを5セットで1回として、朝、昼、夜の計3セット、つまり15回行うようにして下さい。
継続して行えば、腰椎周りにある腹筋や背筋群が鍛えられ、腰椎分離症にはかなり効果的に働きます。

また、腰椎分離症には水泳がとても効果があると言われています。
水中では浮力が働くので腰への負担はほとんどかけることなく、水の抵抗によって筋肉が鍛えられます。

腰椎分離症やすべり症はじっくりと時間をかけて治療にあたる必要があり、少しでも油断をすると再発しやすいものです。
症状が良くなったらといって、油断せずに自分に合った運動方法で予防していくことも大切です。