整体療法と鍼治療

整体療法と鍼治療

腰椎分離症や、腰椎すべり症の治療法として、病院で行われる保存療法のほかに、民間療法といわれる整体療法や鍼治療があります。

腰椎分離症や腰椎すべり症の患者さんは、腰椎骨の分離やズレで背骨に備わっている自然なS字カーブが乱れて、腰部だけでなく体全体の骨がゆがんでいたり、ずれていたりすることが多いのです。

整体療法とは、手技によって体全体の骨のゆがみやズレを矯正、また骨格筋の調整行います。

整体師は国家資格を必要としていない為、見極めが重要となります。

鍼療法とは、鍼や灸を用いて、体に刺激を与え疾病の治療や体質改善、健康増進を促す療法のことをいいます。

腰椎分離・辷り症の場合にも、腰椎の分離部周辺や支持する筋肉の血流を改善し、腰背筋や腹筋、下肢の筋肉の緊張を緩めることを目的としています。

血流を改善し乳酸などの疲労物質が溜まらないように身体に整えることで、疼痛のコントロールを行います。
整体と同じく腰部だけでなく、体全体のバランスを整える効果も期待されます。

鍼灸師は国家資格を必要とします。

整体療法も鍼療法も、古くからなじみのある治療法で、体全体のバランスを整えることができる治療法です。
しかしながら、効果には個人差があり、これらの手技治療で腰椎分離・辷り症の完治は望めません。

整形外科などで行う保存療法と並行して行う事で、治療期間を短縮することができるかもわかりませんし、手技治療を受けたことで再発しにくい身体になるともいわれています。

整形外科の保存療法にしても、民間療法にしても、やはり、他の腰痛と同じく日常生活において正しい姿勢で過ごす事、また自分に合った運動を継続して行うなど、患者さんの病気に対する向き合い方も大切だと云えます。